書類審査を突破するための職務経歴書の書き方
転職を考えた際にまず用意するものが「履歴書」と「職務経歴書」です。スキルの高い方でも、自身のキャリアの棚卸しがお粗末では企業側も採用を控えてしまいます。たかが書類作成、されど書類作成。特に職務経歴書の作成には時間を割く必要があります。ここでは、一般的な職務経歴書の書き方と注意点をご紹介します。
【 職務経歴書の注意点】
◆出来る限り簡潔に書くように心掛ける
⇒キャリアをアピールする大事な書類ですが、これまで扱った全てのプロジェクトなどについて細かく説明する必要はありません。応募する企業を研究して自身のキャリアで即戦力として該当する部分などをピックアップするように心掛けてください。企業採用担当者は数多くの書類に目を通さなければならないので、簡潔なほうが印象が良いです。中高年の方で、これまで担当したプロジェクトの数をキャリアとしてアピールしたい場合は、別途「実績表」などを作ると良いでしょう。A4サイズで、2~3枚にまとめましょう。
◆作文にならないようにする
⇒アピールに熱が入るあまりに、作文調になる書類が見受けられます。経歴や実績の記載はあくまでも箇条書きで分かりやすく記入するように心掛けてください。少ない機会だからといって内容を詰め込みすぎるのは逆にマイナスです。会って話しをしたとしても、一度で人を判断するのは難しいものです。伝えたいことが10個あれば、10個伝えるのではなく、特にアピールできる厳選したものを5個くらいにしておいて、採用担当者に「この人のこの部分がもっと知りたい」と興味を持たせることが重要です。